庖丁工房タダフサの工場を訪ねて|新潟県三条市

新潟県三条市 庖丁工房タダフサの工場を訪ねて

新潟県三条市、庖丁工房タダフサを訪ねて

記事初出:2023年11月21日|内容は訪問当時のものです。

庖丁工房タダフサのファクトリーショップ外観
庖丁工房タダフサ ファクトリーショップ

新潟県三条市は1600年中頃から鍛冶専業職人が誕生し鍛冶の町として栄えてきました。そんな三条でタダフサは創業当時より心を込めた手造りにこだわり家庭用や本職用の包丁をはじめ蕎麦切り包丁、漁業用、収穫用刃物などを日々製造されています。
今回訪ねた三条市にある製造工場には「庖丁工房タダフサ」のファクトリーショップも併設されています。

三条鍛冶の和釘の展示
三条鍛冶のルーツは和釘。伊勢神宮の遷宮には、三条から20万本も納められています
タダフサのものづくりに関する資料
様々な資料
工場をご案内いただいた番頭の大澤さん
ご案内して頂いた番頭の大澤さん

包丁ができるまで。型づくり・焼入れ・仕上げ

まず包丁ができるまでは大きく3つの工程があります。
1 型を作る 2 焼入れ 3 仕上げ

1の型を作る、はプレスもありますが鍛造たんぞうを見せていただきました。ガス炉で800~900度に熱した鋼材を叩き、素材を強靭にするとともに、おおまかな包丁の形状をつくります。

包丁の鋼材を鍛える工場の作業風景

当店でも取り扱いしている「庖丁工房タダフサ」基本の3本シリーズは、この鍛造作業はせずに、圧延された鋼材をプレス機で型抜きして焼入れ、研いで仕上げとなります。今回は、タイミングよく、木柄の磨き作業も見ることができました。1本1本、職人の手仕事です。

タダフサの包丁の木柄を磨く作業

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刃を研ぎ、柄を入れる。職人の仕上げ

次に案内されたのは、刃の仕上げ作業。中仕上げ研磨です。全身を使って庖丁の刃先を鋭く研ぎ仕上げるため、粗い砥石(タイヤみたいなので、砥車とぐるまと呼ぶそうです)から、段階的に細かい砥石へと順に研磨していきます。

包丁の刃を研磨する作業
砥石を使った包丁の仕上げ