ハミングバードのストレスフリーソックスについて
“締めつけないのにズレにくい”理由を聞いてきました

ハミングバードの「エジプトコットン ストレスフリーソックス」。
一度履いた方が色違いで買い足されたり、贈りものに選ばれたり、店頭でもオンラインでも人気の靴下です。
見た目は、カラフルでシンプルなリブソックス。
でも実際に履いてみると、普通の靴下とは違う感覚があります。
締めつけない。
でも、ずれにくい。
やわらかい。
でも、頼りないわけではない。
足に合わせて伸びて、包むように馴染んでくれる。
この不思議な履き心地はどこから来ているのか。
以前、ハミングバードの直営店・品川アトレ店で金澤さんにお話を伺いました。
その日の足に合わせてくれる靴下
この靴下の大きな特徴は、履いた人の足の形に合わせて馴染むことです。
足は、毎日同じ状態ではありません。
朝と夕方でも違いますし、立ち仕事のあと、長く歩いたあと、むくんでいる日、少し冷えている日でも変わります。
一般的な靴下は、履き口のゴムで足に留まるものが多いです。
しっかり止まる反面、締めつけが気になったり、跡が残ったり、むくみやすい方には負担になることがあります。
ストレスフリーソックスは、ゴムで締めつけて止めるのではなく、編み地そのものの伸縮性で足に馴染みます。

金澤さんのお話を聞いていて印象的だったのは、まるで「毎日、その日の足に合わせてくれる靴下」のようだということでした。
買った時点で完成して終わり、というより、
履いて、洗って、また履くことで、自分の足に少しずつ馴染んでいく。
そんな靴下です。
ゴムに頼らない、やさしいフィット感
「締めつけない靴下」と聞くと、ずり落ちやすいのでは、と思われるかもしれません。
でも、生地そのものがよく伸び、足に沿って戻ることで、やさしく留まります。
締め付けるのではなく、包む。
押さえつけるのではなく、馴染む。
この違いが、履いた時の心地よさにつながっています。
特に、むくみやすい方、靴下のゴム跡が気になる方、長時間履くと足元がつらくなる方には、この違いが分かりやすいと思います。
店頭でも、手に取って伸ばしてみると驚かれる方が多いです。
でも本当の良さは、ただ伸びることではなく、履いたあとに「楽だな」と感じるところにあります。
素材はエジプト綿。肌あたりと丈夫さのために
素材には、エジプト綿が使われています。

エジプト綿は、しなやかで肌あたりがよく、毛羽立ちにくい上質な綿です。
汗を吸いやすく、蒸れにくく、肌に触れた時のなめらかさがあります。
金澤さんのお話では、単純に「高級な素材だから選んでいる」というより、この靴下の履き心地に合う素材として、今の綿を選んでいるということでした。
試作の中では、別の上質な綿も試したそうです。
けれど、この靴下らしい、ぬめっとした肌あたり、足に吸いつくような感覚、やわらかく伸びる感じが出にくかった。
素材の名前だけで選ぶのではなく、実際の履き心地に合うかどうかで選んでいる。
そこが、とても大切なところだと思います。
生地量が多いから、しっかりしている
この靴下は、見た目よりも生地量があります。
手に取ると、ふわっと軽いだけの靴下ではなく、糸がぎゅっと入っている感じがします。
その生地量が、丈夫さ、吸水性、クッション性につながっています。
足裏に少し厚みがあることで、歩いた時の疲れにくさにもつながる。
汗をしっかり受け止めてくれる。
薄くてすぐへたる靴下とは違い、日々の中でしっかり履ける。
柔らかいけれど、弱いわけではない。
そのバランスが、この靴下の良さです。
古い編み機だから出せる伸び方

この靴下の背景で特に面白かったのが、編み機の話です。
最新の機械で効率よく大量に作るのではなく、古い時代の編み機を使って、ゆっくり編まれています。
靴下は、同じ糸を使えば同じようにできるわけではありません。
どんな機械で、どの速さで、どのように糸をかけ、どのように目を詰めるかで、履き心地は変わります。
このストレスフリーソックスは、目をしっかり詰めながら、独特の伸縮性を出せる編み機で作られています。

高速でたくさん作ることには向いていません。
ゆっくり編まないと、きれいに目がつまらない。
かかとの周辺など、形が崩れやすい部分も出てくる。
そのため、1日に作れる数は50〜60足ほどということでした。
大量生産ではなく、履き心地を優先した作り方。
そこに、この靴下の個性があります。
同じように作るのが難しい靴下
この靴下は「同じ機械があれば作れる」というものではない、ということでした。
長く使われてきた機械には、職人さんの調整や改造、長年の癖のようなものが入っています。
どうセッティングしたらこの風合いになるのか。
なぜこの伸び方になるのか。
完全には説明しきれない部分もあるそうです。
機械そのものに、職人の技術が染み込んでいる。
そんな表現が合うような話でした。
新しい機械で効率よく作るものとは違い、古い機械と、それを扱う人の感覚が合わさってできる靴下。
そこに、今では簡単に再現できない価値があります。
仕上げも手作業で

編み上がった靴下は、最初から今のサイズになっているわけではありません。
編み上がりの状態から熱をかけ、縮み具合を見ながら整えていきます。
色によって縮み方も違うため、同じようにまとめて機械任せにするのではなく、状態を見ながら仕上げる必要があります。
縮ませすぎると戻せない。
だから短い時間の作業でも、とても緊張感がある。
この話を聞くと、店頭に並んでいる一足一足が、ただ機械から出てきたものではなく、最後に人の目と手で整えられていることが分かります。
色があることの楽しさ
ストレスフリーソックスは、色展開も魅力です。
黒やグレーのような合わせやすい色もありますが、セルリアンブルーやチャイナピンク、マスタード、グリーンなど、目を引く色もあります。

見たことのない色。
ちょっと気になる色。
いつもなら選ばないけれど、履いてみたくなる色。
靴下は毎日履くものだからこそ、色を選ぶ楽しさがあるのも良いところです。
こんな方におすすめです
ストレスフリーソックスは、特にこんな方におすすめです。
靴下の締め付けが苦手な方。
ゴム跡が気になる方。
足がむくみやすい方。
長時間立ち仕事をする方。
やわらかい履き心地が好きな方。
でも、ただゆるいだけの靴下では不安な方。
締めつけずに、足に馴染んで留まる。
その日の足に合わせてくれる。
洗うと戻り、また次に履く時に馴染んでくれる。
そういう靴下です。
お手入れについて
長く気持ちよく履くためには、柔軟剤は使わない方がおすすめです。
柔軟剤を使うと、本来の吸水性や風合い、フィット感を損なう可能性があります。
この靴下らしい肌あたりや吸水性を保つためには、柔軟剤なしで洗っていただくのが良いと思います。
forumとして伝えたいこと
商品をただ「よく伸びます」「気持ちいいです」と紹介するだけではなく、できるだけその背景も伝えていきたいと思っています。
どんな素材を使っているのか。
なぜこの履き心地になるのか。
なぜ大量生産できないのか。
何が他の靴下と違うのか。
ハミングバードのストレスフリーソックスは、まさにそういう背景を知ると、見え方が変わる靴下です。
ただ伸びる靴下ではありません。
ただ締め付けない靴下でもありません。
素材、編み機、職人さんの調整、手作業の仕上げ。
その積み重ねで、足にやさしく馴染む履き心地が生まれています。

店頭では実際に手に取って、オンラインでは写真や説明とあわせてご覧ください。
関連商品
この記事で紹介している商品は、forumオンラインストアでご覧いただけます。
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